構造
ベタ基礎
基礎の立ち上がりだけでなく、床全面が鉄筋コンクリートのベースになっている基礎です。 建物の荷重を床全面のベースで受け止めて支えます。 また、地面をコンクリートで覆うので、地面からの湿気を防ぎ、シロアリの侵入も防ぎます。

ベタ基礎一体打ち構造
基礎のベースと立ち上がりを同時にコンクリート打設する方法です。 一般的な基礎のベースと、立ち上がりに継ぎ目がないので高強度な基礎にでき、又、水やシロアリが入りこむ隙間がありません。

ベタ基礎一体打ち(HORI建築の場合)

一般的なベタ基礎
割栗石
最近は一般的には使われる事が少なくなってきましたが、 12cm~15cm位の大きさの石で、基礎の下に敷き詰め、 その隙間を通常の砕石を詰めることで、地盤をより硬く良好にします。 ※なぜ割栗石が一般的に使われる事が少ないのか ・・・一般には砕石を使われているところが多い。それは、学術的には砕石でも割栗石でも強度的にはあまり変わらないから。HORI建築では、基礎をとても大事なものだと考えています。そのため、昔から手間ひまをかけてされてきたこの工法を施工します。


コンクリート試験
全棟、コンクリートの品質検査を行います。 やわらかさや空気量、塩化物量を測定し、材料の品質が基準を満たしているか検査します。 又、テストピースと呼ばれる試験体を採取し、7日後・28日後に圧縮試験にかけ、強度の検査をしております。


基礎天端精度

基礎完成時には、基礎の立ち上がりの上(基礎天端)を平らに仕上げます。 しかし、施工時は柔らかく固まるまでは不安定で、 固まる際には収縮が起こりますので、これを平らに仕上げる事は非常に難しい事です。 一般的には基礎天端許容誤差は±3mmです。 実際にこの測定をしているところは多くありませんが、 HORI建築ではこれを約45cm毎の細かさで測定し、施工誤差±0.75mmで仕上げます。 これを限りなく0に近づける事で、土台を水平に、柱を垂直に据え付ける事ができます。
木造軸組筋かい構造
建築構造の木構造の構法のひとつで、主に柱や梁といった軸組(線材)で支える、 日本で古くから発達してきた伝統工法を発展させた構法です。

無垢構造材

一本の原木から角材を必要な寸法に切り出したもので、 木本来の質感、風合いの魅力があり、化学物質を含まない自然素材です。
無垢材と集成材では強度に違いがある?? 集成材は初期強度こそ非常に優れておりますが、年数とともに接着剤が劣化し強度が落ちると言われています。しかし、無垢材は年数と共に強度がどんどん増していくと言われています。
これは、木材は乾燥するほど強度が高くなることと、無垢材が芯持ち材だからです。 芯以外の辺材と呼ばれる部分は乾燥が早く強度も早く出せますが、 芯の部分は完全に乾燥するまでにとても時間がかかり、建ててからも何十年とかけて徐々に乾燥していきますので、 強度もそれに合わせて高くなっていきます。
桧柱
柱は国産の桧材を使用しております。 桧は湿度の高い日本の気候風土に合っており耐久性が高い為、昔から神社仏閣に使われてきました。 又、桧には特有の香りがあり、これはヒノキチオールという成分です。 ヒノキチオールには、リラクゼーションや、精神安定効果があり、人にとっては非常に香りの良いものです。 しかし、害虫にとってはヒノキチオールがとても苦手で、自然な害虫予防・駆除になります。又、抗菌効果もあります。
杉梁

梁は国産の杉材を使用しております。 杉は桧に比べやや強度は劣りたわみやすいですが、とても高い粘り強さがあり折れにくく強いのです。
構造躯体精度

一本の原木から角材を必要な寸法に切り出したもので、 木本来の質感、風合いの魅力があり、化学物質を含まない自然素材です。
柱の垂直精度、梁の水平精度は±3mmです。
大工さんと共に、検査員が一本一本全ての柱の垂直精度、等間隔で水平制度を検査します。 これを限りなく0に近づける事で、梁を水平、柱を垂直に据え付ける事ができ、構造に無理な負担がかからないようにします。
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