子々孫々に住み続けられる百年住宅へ
HORI建築は、“木の家専門店”として日本の木材にこだわり、大工職人たちをはじめとする多くの建築職人の“技と心”をくみ上げ、人が人らしく心身とも健康で生きていけるための、真の家づくりで親子三代百年の間引き継がれる家『子々孫々に住み続けられる家“生かされる家”』を創らせていただいています。親子間、家族間の愛情、幸せを一番に考えるHORI建築。ここには、社長の人生背景が影響を与えているかもしれません。
「なんで大工の家になんか生まれてきたんやろう」
大工の丁稚として春休み夏休み冬休みも現場を手伝っていたのに、気づけば、社長も幼い息子2人を現場に連れて行き現場の掃除や測量機器を覗かせていました。
そのとき、亡き父が自分を愛し自分と同じ大工の道に進めたいという思いを理解できた、と言います。今では、長男が一級建築士となり京都市内の建設会社で、次男がHORI建築の後継者として精進しています。
社長のお孫さんもたびたびHORI建築の事務所に遊びにきます。『親の心子知らず子の心親知らず』とよく言われますが、親から子への深い愛情があることは確かです。HORI建築で建てていただいたお客さまの家は、親子三代百年以上継承できる建物となっています。我々は、ご家族の幸せと健康を第一に考え、自然と共に生きる家を精魂込めてお創りし、現在だけでなく将来のライフスタイルにも対応出来る柔軟性を持ち、一生涯のお付き合いをしながら共に家を造り守っていきます。
子々孫々受け継がれる家への想い ~大型リノベーション施工事例~
今年、子々孫々受け継がれる家への想いに触れる貴重な経験をいただきました。
福知山のアオイ通り。昔からの商店が立ち並ぶ風情のある場所。一人で暮らすおばあちゃんのもとへお孫さんY様夫婦が一緒にくらすためのリノベーションを手がけました。
「小さな頃から大人になったらこの家に住むんだ」と自然と思っていたH様。結婚を機にリノベーションしてこの家に住もうと決められたそうです。今回のリノベーションにおけるキーワードは「大正ロマン」。
もともと建築金物を売っていたというH様のおじいちゃん・おばあちゃんのお家。中でかんなをつくられていたというY様の記憶。間口は5m弱、築年数は100年以上ととても古いものでした。先祖代々の想いや歴史のつまった大切な住まいです。
80坪の家でしたが隣接していた倉庫を撤去し、家の坪数は30坪にしました。手を掛けて上る階段や味のある建具などは再利用したり、窓には新しくステンドグラスをはめ込んだり、古いものを使いながら新しい暮らしを取り入れていく。まさに温故知新の精神で手がけさせていただきました。
おばあちゃんの居住スペースの工事から始めるために、工期は2期に分けることにしました。完工したのは今年8月末、約5カ月にわたる工事でした。現在はH様夫婦とおばあさまが生まれ変わった家で暮らしています。H様の想いはこれからも子々孫々伝わっていくことでしょう。100年住宅ということは、長期優良住宅という意味はもちろん、子々孫々想いを引き継いでいくということだと我々は考えています。
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