お客様からのご相談で
「新しいコンクリートの土間に茶色の染みがでたけど、なぜだろう?」
との事で、調べる事があったのでその要因等をご紹介。
ネットで調べていると結構そう言った事例で悩まれている方が多く、
要因ははっきりしていない事例ばかりでしたが、
調べる中で有力なものを発見しました。
電力中央研究所 が行っている研究報告の中で、
電中研レビュー第43号 「酸性雨の総合評価」というものがあり
こちらの
第6章 コンクリート構造物への影響評価
2項 暴露実験による影響評価
4号 表面状態(色調)について
にて、酸性雨の暴露により、コンクリートが茶褐色に変化する。
というものがありました。
(電中研レビュー第43号 P78 より引用)
PHが低いほどその変色は濃くなり、高くなるほど薄いです。
一般的な雨はPH4.0以上で、その色調変化は緩慢になるのですが、
樋や、屋根、土間を流れる雨水が集中するような場所では、
酸性雨の暴露の進行が著しく速くなるため、
早い段階で茶色に変色してしまうと考えられます。
山口
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