今回はDIYによく登場する、ツーバイ材について書かせていただきます。
HORI建築は、梁と柱で構造をつくる木造軸組(在来)工法の為、
ツーバイ材は使わないのですが・・・
ツーバイ材とは、面で構造をつくる枠組壁工法の内の、
ツーバイフォー(2×4)工法で使用する規格木材です。
断面サイズが2インチ×4インチの材料をツーバイフォーと言い、
この材料が主に使用される事から、先程の工法をツーバイフォー(2×4)工法と言います。
そして、この規格材全体の事をツーバイ材と呼びます。
その他にも、ワンバイ(1×)、スリーバイ(3×)、フォーバイ(4×)もあり、
・1× 1~12、 ・2× 2~12、 ・3× 4~6、 ・4× 4~8
ワン~トゥエルヴまで沢山のサイズがあります。
しかし、注意が必要なのが、
サイズはインチで規格が決まってますが、実際のサイズは一回り小さくなっております。
例えば、1インチ=25.4mmですが、
・1× → 19mm、 ・2× → 38mm
と、なっております。
一見19の倍数になっているように思いますが・・・
・3× → 63mm、 ・4× → 89mm
のように、19の倍数でもありません。
これは、諸説ありますが、原木の加工時にインチで切られ、
その後、乾燥・製材するので一回り小さくなっているそうです。
このサイズにもルールはあり、
1インチ以内なら 〇インチ - 1/4インチ(6.35mm)
・1*25.4 -6.35=19.05
2~6インチなら 〇インチ - 1/2インチ(12.7mm)
・2*25.4 -12.7=38.1、 ・4*25.4 -12.7=88.9
8インチ以上は 〇インチ - 3/4インチ(19.05mm)
・8*25.4 -19.05=184.15、 ・10*25.4 -19.05=234.95
このようになっております。
そして長さはフィートで、
・1ft → 304.8mm、 ・6ft →1828.8mm、 ・10ft → 3048mm
です。
サイズの事は注意が必要ですが、
ツーバイ材の樹種は、スプルース、パイン、ファーなどの針葉樹で、
とても加工がしやすい樹種ですので、DIYのお供としてご活用ください。
山口
HORI建築ホームページ
https://www.hori-aa.co.jp/
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