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気密性能

更新日:2019年9月3日

例えば風船に穴が開いていたら、いくら頑張って空気を入れても膨らみません。そこから空気が抜けていくからです。家に隙間や穴が全くないということはあり得ませんが、隙間が少ない=気密性能が高いということは実は快適な住まいに大切なことなのです。その理由はというと

1)「省エネルギーで部屋の温度を快適に保てる」 隙間風が入る家ではいくら冷暖房をしても光熱費がかさむばかりです。高気密・高断熱という言葉があるように、断熱性能を支えるのは高気密です。冬セーターなどを着て一番上にウインドブレーカーなどを羽織ると暖かいですね。セーターに当たるのが断熱性能、風を通さないウインドブレーカーに当たるのが気密性能です。いくらセーターを重ねても気密が悪ければ暖かくありません。

2)「壁の中がびしょ濡れになるのを防ぐ」 HORI建築ではセルロース断熱を吹き込んだ壁に気密シートを施工します。室内の湿気が壁や柱に入り込みカビたり腐ったりしたら大変です。万が一にもそのようなことがないよう熟練の職人が丁寧に作業し、その仕上げ状況について品質管理部がチェックを行っています。

3)「換気を効率よく行う」 隙間が多い家ではいくら換気扇を回しても室内の空気はうまく流れません。換気扇の周りの空気しか動かないからです。これでは快適に健康に過ごすことはできません。

4)「外気汚染物質の侵入を防ぐ」

5)「家が腕の良い職人によって建てられているか見極められる」などが上げられます。5)は直接的な恩恵というより、確認作業のようなものかもしれません。

さてこの気密性能はC値とも言われ実際に測定することが可能な値です。住宅の壁1㎡あたり隙間が何c㎡あるかを示したものです。逆に住宅の性能を表す指標の中で、C値くらいしかお客様が実際に確認することができるものはないともいえます。例えば断熱性能を示すUa値は計算で求める値です。

そして驚くことに現在日本には国の基準としてC値の基準がないそうです。平成14年までは寒冷地で2.0 c㎡/㎡  その他地域で5.0 c㎡/㎡という基準があったそうですが、施工前に確認できない、検査に手間とコストがかかるなどの理由で削除されたということです。実際に測らないと分からないし、かなり手間がかかる作業ではありますが、お客様が自分の命を担保にして買われる一生に一度の大きな買い物なのに、日本ではそのような大切な性能に基準がないというのはどうなんだろうと思います。

では気密測定の様子について動画を見てください。

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断熱工事が終わり、気密シートが張られた段階で行いました。1つの窓を機械の排気用にシートで覆い、室内の空気をファンで抜いていきます。気密が悪ければいくらでも隙間から空気が入ってきますから、気圧は下がりません。気密性能が良いほどグラフにあるように直線的に気圧が下がってきます。排気した空気の量と気圧の下がり方から気密性能を測定するという仕組みです。

この測定ではC値=0.5 c㎡/㎡となりました。一般的な住宅では5~10と言われる中でかなり良い値といえます。前述の平成14年までの寒冷地の基準も大きく上回っています。HORI建築ではC値=1.0以下を基準に家つくりを行っています。

1.0という数字は気密が分かった腕の良い職人が丁寧に建てれば、十分に到達できる値だと思います。逆に見るとどの現場も腕の良い職人で施工できなければ、会社としてこの基準は出せない訳です。C値1.0以下は良品質施工の証明だと言えるのではないでしょうか?

日本中を見渡せば性能重視の工務店はいくつもあります。本屋さんもたいてい置いてある「ビルダーズ」という雑誌を読まれると、実はハウスメーカーよりも工務店の方が研究熱心で本物の木を使った良い家を建てていることが分かります(個人の感想です)。C値も0.5どころか0.2というレベルも見られます。

一方で、気密(や断熱)に興味がない工務店もあると思います。大手ハウスメーカーもC値を明らかにしているものはごく少数です。住宅展示場に行ってC値を聞いて回られたらよく分かります。

最近よく思うのですが、かけたコストに見合うだけの家の性能、家の寿命、健康に暮らせる家であることがとても大事だと。HORI建築は100年住める家を本気で目指しています。過剰とも思える基礎を見ただけでその本気度を感じることができました。

日本の木造住宅の平均寿命は30年だそうです。しっかり造って高い満足度のまま長く住めるのであれば相対的に価格は下がりますね。人生100年時代、年を取ってからもう一度建て替えるのも大変です。ものすごく性能を求めればもっと高くなるでしょうし、HORI建築の、北海道基準も満たす高気密・高断熱の健康増進住宅、魅力的だと思われませんか?

中山茂樹

HORI建築ホームページ
https://www.hori-aa.co.jp/

暮らしに癒しと彩りを。お庭とグリーンの専門館「VILLAGEイロトリドリ」

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