手書きの図面からデジタルCADによる作図。
イメージスケッチから高品位な3次元パース。
クライアントにより忠実にリアルに建築を伝えるツールが常に進化していますが、
いきなりパソコンで図面を描き出すことはありません。
(必ずしも皆がそうだとはいいませんが…)
まず、自分の手で線をひきボリュームやデザインを検討しながら、最終的には
そういったデジタルな手法を用いますが、まず最初はアナログな手法から始まるのが
僕のやりかたです。
その中で、模型も設計の糸口になる手法のひとつです。
いつもは1/100スケールでスタディ模型を作ります。いろんな角度から自分の手の中で
見ることのできる模型はとても重要な役割を果たしています。
これまで、たくさんの模型をつくってきましたが、こうやってみると、どれをと
っても、同じ家は一つもないですね。
三者三様。敷地も色々。
世界でたった一つしかない敷地には、
やっぱり世界でたったひとつの「家」になるんだなーと。
夜の事務所で模型群をみながら感じるのでした。
福山