こんにちは。福知山市の工務店 HORI建築 スタッフ 山口です。
今回は漆喰とコロナウイルスについて書かせていただきます。
まずはじめに、ウイルスにはエンベロープという、ウイルス粒子の外側を脂質性の膜を持った、「エンベロープウイルス」と、エンベロープを持たない「ノンエンベロープウイルス」が存在します。
エンベロープウイルスはエンベロープさえ壊せばウイルスも失活します。
↑サラヤ株式会社より画像引用
ヘルペスウイルスやインフルエンザウイルスなどがエンベロープウイルスに該当し、今大流行の新型コロナウイルスも同じエンベロープウイルスです。
その為、理論的には新型コロナウイルスにはインフルエンザウイルスと同じ感染予防策で効果が得られると言われているようです。
ちなみに、ノロウイルス等はノンエンベロープウイルスになり、こちらはダメージを受けにくくアルコール消毒も効きにくいので、次亜塩素酸ナトリウムなどの強力な消毒薬が必要です。
次に漆喰の効果ですが、
漆喰は消石灰を原料としており、強アルカリ性の環境を作り出すことであらゆる菌、ウイルスを死滅させます。
インフルエンザウイルスについては99.9%不活化させる作用がある事が実証されており、鳥インフルエンザが発生した時は、養鶏場を消石灰で消毒している様子がよく報道されたりします。
調べる中でもノンエンベロープウイルスへの効果は、文献により効果のばらつきがありますが、エンベロープウイルスへの効果は間違いなく十分にあるようです。
つまり、新型コロナウイルスもインフルエンザ同様、漆喰で不活化させる作用があると考えられるとの事です。
実証等はまだされておりませんが、効果に期待はできそうです。
山口
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