石綿含有建材調査者講習

更新日:2022年3月1日

先日、新大阪にて石綿含有建材調査者講習にいってきました。

2日間の座学と修了考査…

「大気汚染防止法」と「石綿障害予防規則」で定められた、建築物の解体・改修などの前に

実施する調査については、建築物石綿含有建材調査者資格を有する者が行わなければなりま

ん。 2023年10月1日以降は、同資格者による調査が義務付けられます。

石綿(いしわた・せきめん)は、天然に産する繊維状の結晶鉱物の総称で、アスベストとも

呼ばれます。法律では「いしわた」と読み、白石綿とも呼ばれるクリソタイル、青石綿とも呼

ばれるクロシドライト、茶石綿とも呼ばれるアモサイトのほか、アクチノライト、アンソフ

ィライト及びトレモライトの6種類が石綿に指定されています。

石綿(アスベスト)は安価で、安定性や加工性、親和性などの材料特性にも優れており、

「魔法の鉱物」・「奇跡の鉱物」として重宝されていました。

戦後、各種建材用を中心に様々な用途で使用量が急増し、1970~80年代にかけて使用のピ

ークを迎えますが、以降は減少に転じ、現在は原則使用が禁じられています。

2006(平成18)年には労働安全衛生法施行令の改正により石綿含有製品の製造などの原則禁止

↑一部を除く(重量1%超)

2012(平成24)年には労働安全衛生法施行令の改正により石綿含有製品の製造などの全面禁止

国内で使用された石綿の9割以上はクリソタイルで、残りの約1割をクロシドライトとアモサ

イトが占めています。

主に耐火・断熱・防音を目的とした建材(吹付け材、屋根材、内・外装材など)として用い

られました。その中でも、吹付け材に含まれる石綿は劣化に伴って容易に粉じんとなって飛散

し、長時間空気中を浮遊することが知られています。このような石綿を人が吸入すると、

その一部は痰(たん)に混じって体外に排出されます。しかし、肺の深部まで入り込んだ石綿

は、分解・排出されることなく体内にとどまり、石綿肺や中皮腫、肺がんと

いった疾患の原因になると考えられています。

老朽化した建築物を解体した際、その粉塵などにより、周辺にお住まいの方が飛散した石綿

にばく露されるおそれがあります。

2006年以前の着工建物を解体する際には、石綿含有建材調査者が、調査することが義務付けら

れることになったということですね。

さて、試験受けってるかな??

fukuyama