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京都で断熱性能トップクラスの工務店が解説するサッシ(窓)の力

2025-04-10

こんにちは!HORI建築です。

今日は家の断熱性や快適性を大きく左右する「サッシ」について解説いたします。

実は、サッシの性能が低いと、いくら高性能な断熱材を使っても冬は寒く、夏は暑い家になってしまいます。

サッシの性能が低い家では次のようなお悩みが多く挙げられます。

 

  • 冬の窓辺が冷たすぎて、部屋が寒い、窓からひんやりした空気が
  • 夏は窓辺が灼熱地獄エアコン効かないし電気代も高い!
  • 冬になると窓がびしょびしょ結露がひどくてストレス!

 

体感できるほどの暑さや寒さはほとんどの場合、サッシ付近です!

あなたも心当たりがあるのではないでしょうか?

もしも体感したことがなければ窓の近くに手をかざしてみてください。

寒い時には、スーッと冷たい冷気、暑い時にはジワっと熱気を感じることができますよ!

上記のように窓の性能で住宅環境は大きく変わります。

今回の記事では、窓に焦点をあてて、サッシの性能で変わる家の快適性と選び方のポイントを解説していきます。

 

 サッシの性能が重要な理由

サッシ(窓)は主にアルミや樹脂などの素材で作られています。

窓は住宅の中でも特に熱の出入りが大きい部分であり、断熱性能の低いサッシを使うと、以下のような問題が発生します。

  • 冬の寒さが厳しくなる:室内の暖気が窓から逃げやすい
  • 夏の暑さがこもりやすい:外の熱気が窓から入りやすい
  • 結露が発生しやすい:室内外の温度差が大きくなり、水滴がつきやすい
  • 冷暖房の効率が下がる:エネルギーロスが大きくなり、光熱費が増加

つまり、住宅の断熱性や省エネ性能を高めるためには、サッシ選びが非常に重要なのです。

 

サッシの種類と性能比較

サッシには主に以下の3種類があり、それぞれ性能が異なります。

※写真はYKK AP(株)WEBサイトより

 

1. アルミサッシ(従来型)

特徴

  • 軽くて耐久性が高い
  • 価格が比較的安い
  • 熱伝導率が高く、断熱性が低い

 工務店の視点


昔ながらの住宅では主流ですが、現在の高性能住宅には向いていません。

結露が発生しやすく、断熱性の向上には他の素材を選ぶのが望ましいです。

 

2. アルミ+樹脂複合サッシ

特徴

  • 室内側が樹脂、外側がアルミのハイブリッド構造
  • アルミサッシよりも断熱性が高い
  • 耐久性とデザイン性のバランスが良い

工務店の視点

一般的な住宅でよく採用されるサッシで、コストと性能のバランスが取れています。

寒冷地や高断熱住宅では、さらに性能の高い「樹脂サッシ」がおすすめです。

 

3. 樹脂サッシ(高性能)

特徴

  • 熱伝導率が低く、断熱性が非常に高い
  • 結露しにくく、快適な室内環境を維持できる
  • 価格は高めだが、冷暖房費の節約効果が大きい

工務店の視点


高断熱住宅やZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を目指すなら、樹脂サッシが最適です。

冬でも窓の近くが寒くなりにくく、快適性が大幅に向上します。

また現在では北海道のような寒冷地だけではなく一般地域でも標準になってきています。

HORI建築では、YKKAPの世界トップクラスの断熱性能である樹脂窓『APW430』を標準採用しております。

これによりHORI建築で作る家の断熱性能は大幅に向上し、エアコンなどにかかるランニングコストを大幅に削減することを実現しています。

APW430について詳しく知りたい方は次の動画をご覧ください。

 

 

サッシ選びのポイント

 1. 断熱性能(熱貫流率U値)を確認する

サッシの性能は「熱貫流率(U値)」で表され、値が低いほど断熱性が高くなります。数値が低ければ低いほど良い数値です。

 

2. 窓ガラスとの組み合わせを考える

サッシと合わせて、ガラスの性能も重要です。一般的には以下の組み合わせが効果的です。

  • Low-E複層ガラス(熱の出入りを抑える特殊コーティング)
  • トリプルガラス(寒冷地向け、断熱性最高レベル)※HORI建築では標準仕様

 

 3. 防音性能も考慮する

交通量の多い道路沿いや住宅密集地では、防音性能の高いサッシを選ぶと快適に暮らせます。樹脂サッシ+複層ガラスは、防音効果も高いのでおすすめです。

 

 

4. ランニングコストも考える

断熱性能が高いほど価格も上がりますが、光熱費の削減効果を考えれば長期的にコストメリットがあります。

家づくりは窓だけではありません。

カーテンや壁紙をダウングレードして、サッシ性能UPなど最適な予算の振り分けをしましょう。

家づくりの際、窓性能の優先度は高めに設定することをお勧めします!

 

 まとめ

サッシの性能は、家の快適性や光熱費に大きな影響を与えます。

工務店としての視点から言えるのは、「サッシの選択で後悔する人が多い」ということ。

「もっと断熱性能の高いサッシにしておけばよかった
「結露がひどくて冬がつらい

このような後悔をしないためにも、家づくりの際はサッシの性能をしっかりと検討しましょう。

健康住宅、高断熱住宅のことならHORI建築までお気軽にご相談ください!

 

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