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【決定版】天井高は何cmが正解?開放感とコストの最適バランスをプロが解説|福知山の工務店・HORI建築

2025-05-23

天井高、後悔しない選び方をご存じですか?

「リビングは広く見せたい」「圧迫感のない玄関にしたい」

そんな理想を叶えるうえで、実は天井高の設定が非常に重要です。

標準の天井高は約2.4mですが、最近は2.6m2.7m、吹き抜けなど高さを活かした設計を希望する方も増えています。

しかし一方で、

  • 「高くすればいいってわけじゃない?」
  • 「冷暖房効率が悪くなるって本当?」
  • 「コストがすごく上がりそうで不安

というお悩みや疑問も多数。

この記事では、注文住宅で後悔しない天井高の決め方を、福知山の工務店・HORI建築がプロ目線で徹底解説。

 

天井高とは?なぜここまで重要なのか

天井高とは、床から天井までの垂直距離を指します。

  • 標準的な住宅:2.4m
  • ゆとりのある設計:2.62.7m以上

天井高は単なる数値ではなく、空間の見え方・居心地・冷暖房効率・コストにまで影響する暮らしの根幹です。

家づくりの打ち合わせで「標準でいいですよね?」と何となく決めてしまうのは、実はもったいないポイントです。

【メリット】天井高を上げることで得られる3つの効果

1. 圧倒的な開放感

天井高を2.4m→2.7mに上げるだけで、視界の広がりや室内の抜け感が大きく変わります。

特に以下のような空間に効果的です:

  • リビング・ダイニング
  • 玄関ホール
  • 吹き抜けのある空間

2. 採光性アップ&明るい室内に

天井が高くなると、縦長の窓(ハイサッシ)が設置可能に。これにより、

  • 自然光が多く入り、日中も明るい家に
  • 窓の高さで外からの視線をカットでき、プライバシーも確保

3. デザインの自由度が上がる

天井高に余裕があると、

  • ハイドア(天井までの建具)
  • 間接照明や高窓
  • モダンでスタイリッシュな空間演出

が可能になり、住まいの印象が一段と上質に。

【デメリット】天井高が高すぎるとどうなる?

1. 建築コストが上がる

天井を高くすると、以下のコストが増える傾向があります:

  • 壁面積が増える材料・内装費がUP
  • 空調・換気ダクトの距離が伸びる設備費がUP
  • 照明の設置コストや数も増加

【目安】10cm上がるごとに数十万円の増額。全体で100万円以上アップすることも。

2. 冷暖房効率の悪化

暖かい空気は上に、冷たい空気は下に溜まりやすいため、

  • 冬は暖房効率が下がる
  • 夏は冷気が循環しにくくなる

といった問題が生じます。

【対策例】

  • 高性能な断熱材・窓を導入
  • シーリングファンで空気循環
  • 全館空調を併用検討

【プロのおすすめ】用途別・最適な天井高設定

空間 おすすめ天井高 理由
リビング 2.7m以上 開放感・来客への印象重視
寝室・子供部屋 2.4m程度 落ち着ける高さで睡眠環境向上
トイレ・脱衣室 2.3〜2.4m 暖気がこもりすぎず快適

メリハリ設計が、コストと快適性のバランスを取るカギです。

 

後悔しないための天井高の決め方

1. 実際の生活動線をシミュレーション

「ここで立った時の天井の見え方」「寝たときの圧迫感」などをモデルハウスや見学会で体感することが大切。

2. コストを抑えた『重点設計』

「全部の部屋で高天井」にせず、リビングや玄関だけ高くするゾーニング設計で予算調整。

3. 断熱・空調とのセットで考える

天井高だけでなく、「快適に暮らすための仕組み」をトータルで考えるのが成功の秘訣です。

まとめ|正解はあなたの暮らしに合わせた天井高

天井高を変えるだけで、住まいの印象・快適性・暮らしやすさが大きく変わります。

しかし「高ければ高いほど良い」というわけではなく、

  • 家族構成
  • ライフスタイル
  • 予算

をもとに、ちょうどいい高さを見つけることが大切です。

HORI建築では、福知山・北近畿エリアのお客様の暮らしに寄り添いながら、理想の住まいをご提案しています。

「我が家にとっての最適な天井高を知りたい」そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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