「広くて明るいリビング」に見せる家づくりの工夫|開放感を生む5つの設計アイデア

「リビングがなんだか狭く見える」「せっかくの南向きなのに暗い」
そんなお悩み、ありませんか?
リビングは家の中心であり、家族がもっとも長く過ごす空間。
来客を迎えたり、団らんを楽しんだり、くつろいだりと、多様な役割を担います。
しかし、同じ広さでも「広く明るく感じる家」と「窮屈で暗く感じる家」があるのはなぜでしょうか?
その答えは「設計の工夫」にあります。
本記事では、HORI建築がご提案する「広さと明るさ」を両立するための5つの設計アイデアをご紹介します。
1. 南側に大開口の窓を設けて自然光を最大限に取り入れる
リビングの明るさは、窓の“位置とサイズ”で大きく変わります。
もっとも採光効果が高いのは、南側に大きな開口を設けること。
掃き出し窓や連窓を採用することで、一日中やさしい光が差し込み、照明に頼らない自然な明るさが得られます。
設計のポイント
- 南側の庭に面した窓で、視線が外へ抜ける=“体感的な広さ”もアップ
- 軒の出を調整すれば、夏の日差しを遮り、冬は暖かさを取り込むことも可能
2. 高天井・勾配天井で“縦の広がり”を演出
床面積に限りがあっても、天井の高さを変えることで空間の印象は大きく変わります。
特に、梁を見せた勾配天井や吹き抜けを取り入れると、リビングが一気に開放的に感じられます。
設計のポイント
- 一般的な天井高(約2.4m)よりも高めに設定(2.6m〜3.0m)するだけで視覚効果は大
- 梁や垂木を見せることで、ナチュラル感やデザイン性もアップ
3. 壁の数を減らして「空間をつなげる」
間取りの段階で、リビング・ダイニング・キッチンを“壁で分けすぎない”ことも重要です。
空間がひと続きになっていると、面積以上に広く感じられます。
必要なときだけ引き戸で仕切れる可動式の間仕切りもおすすめです。
設計のポイント
- LDK+和室+ワークスペースなどをゆるやかにつなぐレイアウト
- 回遊動線を確保することで“家の中を歩く楽しさ”も生まれる
4. 色使いや素材で“明るく広く”見せる工夫を
実は「色と素材の選び方」も、広く明るい印象に大きく関わってきます。
例えば、床・壁・天井に淡い色や木目の素材を使用すると、光をやわらかく反射し、空間全体が明るく感じられます。
設計のポイント
- 白・ベージュ・ライトグレーなど、明度の高い色でまとめる
- 無垢材や漆喰など自然素材を使うと、光が拡散しやすく柔らかな印象に
5. 家具・照明の配置にもひと工夫を
意外と見落とされがちなのが、家具や照明の「配置バランス」。
背の高い家具を減らして視線の抜けを確保する、照明は壁や天井を照らす間接照明を取り入れるなど、視覚的な圧迫感を減らす工夫が大切です。
設計のポイント
- ソファやTVボードの高さ・奥行きにも注意
- ペンダントライト+ダウンライトの組み合わせで奥行き感を演出
まとめ:「広く見える」「明るく感じる」家は設計でつくれる
リビングを開放的に見せるには、「設計」×「素材」×「暮らし方」のバランスが重要です。
床面積が限られていても、視線の抜け、窓の配置、色づかいなどを工夫すれば、驚くほど快適な空間に変えることができます。
HORI建築は、福知山を中心とした地域密着の工務店として、お客様一人ひとりのライフスタイルや将来の暮らし方まで丁寧にヒアリングし、
単に広さ・明るさを追求するだけでなく、「どう暮らしたいか」に寄り添った設計をご提案しています。
HORI建築ならではのこだわりポイント
- 自然と共に暮らす設計(パッシブ設計・軒の深さ・風の通り道)
- 家事ラク動線+回遊性を両立した間取り提案
- “空間を使いこなす”収納計画もセットでご提案
- モデルハウスではなく“暮らしの実感”が持てる見学会の実施
「こんな暮らしがしたかった」と思っていただける住まいを、土地の特性や家族構成に合わせて、一棟一棟ていねいにつくっています。
「広く明るいリビングをつくりたいけど、どう進めていいかわからない…」
そんな方も、まずはお気軽にご相談ください。
実際の建築事例や間取りプランをご覧いただきながら、プロの視点で“暮らしにフィットする家づくり”をお手伝いします。