山間部での家づくり|冷え込み・湿気・動物対策まで“長く快適に暮らす工夫”を解説します
こんにちは、HORI建築です。
北近畿には、自然が豊かで静かな“山間エリア”がたくさんあります。
- 景色が良い
- 静かに暮らせる
- 子育て環境がのびのびしているなど魅力は多い一方、冬の冷え込みが強い
- 湿気が溜まりやすい
- 動物(害獣)対策が必要
- 雪・落葉・川の近さによる維持管理
と、実は“平地とは違う工夫”が必要な地域でもあります。
今回は、山間部に家を建てる際に押さえておきたいポイントを、
これまでの実例・北近畿の気候特性・工務店視点から わかりやすくまとめました。

山間部の家は「冬の冷え込み対策」が最重要
なぜ山間部はこんなに寒くなる?
北近畿の山沿いは、
- 放射冷却
- 日当たりの弱さ
- 外気温の低さ
が重なり、平地より体感で2〜4℃ほど低いこともあります。
冬の朝は、玄関ドアが結露するほど冷え込むことも珍しくありません。

山間部では“基礎断熱”が効果的
地面からの冷気をシャットアウトし、 床下の温度を安定させ、床からの冷気をシャットアウトする効果があります。また、基礎部分を断熱材で覆うことで地熱が留まり、床下を暖める役割を果たします。地熱は季節を問わず13~15度程度の安定した温度を維持するといわれているので、冬場も底冷えせずに過ごせるでしょう。
- 床が冷たくなりにくい
- 暖房効率が良くなる
- 冬の底冷えに強い
基礎断熱は北近畿の山沿いには相性が良い断熱方式です。
窓・サッシの性能で室温が変わる
山間部は外気との温度差が激しいため、
窓の断熱性能が“快適さ”を大きく左右します。
おすすめは
- 樹脂サッシ
- Low-E複層ガラス
- トリプルガラス
室内の暖気をしっかり保持し、結露も抑えられます。

湿気対策は“山間エリアの生命線”
山間部は平地より湿度が高くなりがち
北近畿の山裾は、
- 朝霧が出る
- 谷風で湿気が入りやすい
- 日照時間が短い
といった環境のため、湿気がこもりやすい特徴があります。
特に、 基礎・床下・北面の部屋・玄関まわりは要注意。

湿気を防ぐための設計ポイント
- 気密性能を高めて“よどむ空気”を減らす
- 調湿性のある内装材(漆喰や珪藻土など)を活用
- 換気計画をしっかり行う
小さな積み重ねで、家全体の湿気ストレスが減ります。

床下の湿気対策は特に重要
山間部でよくあるのが、
「床下の湿度が高すぎてカビが発生した」というケース。
対策としては
- 基礎断熱+気密施工
- 土間コンクリートで湿気を遮断
- 床下エアコンで温度・湿度を安定させる などが有効です。

雪・落葉・自然環境に合わせたメンテナンス
山間部の“雪”は平地より重い
北近畿の山側は積雪が多く、 屋根やカーポートに負担がかかりやすい地域です。
・耐雪もののカーポートを選ぶ
・屋根の勾配を確保する
・落雪位置を計画する(隣地・玄関・駐車場に落ちないように)
雪の重さを甘く見ると、数年後に大きな修繕が必要になります。

落葉も“山間部のあるある”
秋は大量の落ち葉が、
・雨樋
・エアコン室外機
・ウッドデッキ に溜まりがち。
あらかじめ「落葉が溜まりにくい外構設計」 を考えておくと、年間のメンテがずっとラクになります。

山の景色を楽しむ“暮らしの魅力”も大きい
山間部は大変な部分もありますが、 それ以上に“暮らしそのものが豊かになる”魅力があります。
・四季の山が見える窓
・朝の鳥の声
・星空の見え方
・静かな夜
・子どもが走り回れる広い敷地
・風通しが良く、空気が澄んでいる
家づくり次第で、自然とともに暮らす楽しさを最大限にできます。

まとめ|山間部の家は“対策すれば最高の暮らし”になる
山間部の家づくりは、
平地以上に 断熱・湿気・雪・景観 への配慮が必要です。
しかし、最初の設計段階で
“山間特有のリスクに向き合った家づくり”
ができていれば、快適さは大きく変わります。
北近畿の山間部での家づくりは、 地域の気候を熟知した工務店と一緒に考えることで、 ずっと安心で、自然を楽しむ暮らしが実現します。

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