京都北部の家づくり|玄関収納と帰宅動線で「散らからない暮らし」を実現する方法
家づくりにおいて、玄関まわりの設計は住まいの快適性を左右する重要なポイントです。
特に福知山・舞鶴・綾部といった京都北部エリアでは、車中心の生活スタイルや共働き世帯の増加により、玄関に求められる役割が大きく変化しています。
本記事では、HORI建築が京都北部での実際の施工事例から得た知見をもとに、後悔しない玄関設計の具体的なノウハウをお伝えします。

なぜ玄関設計で後悔する家が多いのか
新築住宅を建てた方から寄せられる後悔の声で、意外と多いのが玄関まわりの不満です。
「収納が足りない」「動線が使いにくい」「すぐに散らかってしまう」
といった声は、実は設計段階での認識不足が原因となっています。
多くの方が玄関を「靴を脱ぎ履きする場所」としてのみ捉えがちですが、実際の暮らしでは家族全員が毎日何度も使う「生活の起点」となります。
この認識のずれが、住み始めてからのストレスにつながるのです。

京都北部エリア特有の暮らし方を理解する
車移動が基本となる生活スタイル
福知山・舞鶴・綾部など京都北部の都市では、徒歩や公共交通機関よりも自家用車での移動が生活の中心となります。
つまり玄関は、車から降りて最初に荷物を置く場所であり、外出前に必要なものを準備する拠点でもあります。
買い物袋、子どもの習い事道具、仕事用のカバン、傘や上着など、車から持ち込むものは想像以上に多くなります。
これらをスムーズに収納できる仕組みがなければ、玄関はすぐに物であふれてしまいます。

共働き・子育て世帯の帰宅シーンを想定する
保育園や小学校への送迎、仕事帰りの買い物といった日常では、帰宅時に複数の荷物や着替えを抱えることが日常茶飯事です。
さらに手洗いや着替えといった衛生面への配慮も求められるようになりました。
こうした現実的な生活動線を踏まえると、玄関からリビングまでの導線設計が家全体の使い勝手を大きく左右することが分かります。

玄関収納で陥りがちな失敗パターン
失敗例1:収納スペースを靴だけで考えてしまう
住宅展示場やカタログを見ていると、整然と並んだ靴箱に目が行きがちです。しかし実際の暮らしでは、靴以外にも収納すべきものが山ほどあります。
たとえば、
ランドセルや通学バッグ、スポーツ用品、ベビーカー、アウトドア用品、傘や長靴、季節ものの上着など。
これらの置き場所を明確にしておかないと、結局リビングやダイニングに持ち込まれ、生活空間が雑然としてしまいます。

失敗例2:シューズクロークの奥行きが深すぎる
「とにかく広い収納が欲しい」という要望から、奥行きのあるシューズクロークを作ったものの、実際には奥のスペースが使いにくく、手前だけに物が集中してしまうケースがあります。
収納は広さよりも、「取り出しやすさ」「しまいやすさ」が重要です。
家族の身長や使用頻度を考慮した棚の高さ設定、視認性の良い配置など、実用性を優先した設計が求められます。

失敗例3:通路としての機能しか持たない玄関
玄関からすぐリビングに直結する間取りは一見便利そうですが、実際には外からの荷物や靴の汚れがそのまま生活空間に持ち込まれやすくなります。
玄関とリビングの間に適度な緩衝ゾーンを設けることで、視線の抜け感も調整でき、来客時のプライバシー確保にもつながります。

後悔しない玄関収納を作るための具体策
1. 収納すべきアイテムを具体的にリストアップする
設計段階で、実際に玄関まわりで使うものをすべて書き出してみましょう。
家族構成や趣味、ライフスタイルによって必要な収納量は大きく変わります。
例:家族4人(夫婦+小学生2人)の場合
・大人用の靴 各6足程度、子ども用の靴 各4足程度
・ランドセル2個、習い事バッグ類
・コート類 家族分
・傘、長靴、レインコート
・ベビーカー、三輪車などの大型遊具
・外遊び用のボールやスポーツ用品
・災害時用の備蓄品や防災グッズ

2. 「誰が・何を・どこに」を明確にする
家族それぞれの収納ゾーンを決めることで、物の定位置が明確になり、自然と片付く仕組みが生まれます。
子どもが自分で支度できる高さにフックやハンガーを設置したり、よく使う上着は手前に配置するなど、使う人の目線で考えることが重要です。

3. 可変性のある収納設計を心がける
子どもの成長や家族構成の変化に合わせて、収納の使い方を柔軟に変えられる設計が理想的です。
固定棚だけでなく、可動棚やフックを組み合わせることで、長く使いやすい収納になります。

帰宅動線の設計で押さえるべきポイント
理想的な帰宅動線とは
京都北部の共働き・子育て世帯に適した帰宅動線の基本的な流れは以下の通りです。
- 玄関で靴を脱ぐ
- すぐそばで荷物や上着を収納
- 洗面所で手洗い・うがい
- 必要に応じて着替え
- リビングへ移動
この一連の流れがスムーズにつながることで、外からのウイルスや汚れを生活空間に持ち込まず、家族の健康を守ることにもつながります。

玄関と洗面所の配置関係
帰宅後すぐに手を洗える動線を確保するため、玄関と洗面所の距離は重要な検討事項です。
理想的には玄関ホールから2~3歩の位置に洗面台があると、自然な流れで衛生習慣が身につきます。
また、洗面所を家族専用と来客用で分ける、あるいは玄関近くに手洗い専用のコーナーを設けるといった工夫も効果的です。

ファミリー玄関(家族用玄関)という選択肢
最近では、来客用の玄関とは別に家族専用の出入り口を設ける「ファミリー玄関」を採用する方が増えています。
この方式では、日常使いの動線と来客対応の動線を分けることで、常に整った玄関を保ちやすくなります。
家族用玄関には収納をたっぷり確保し、来客用玄関はシンプルに保つことで、メリハリのある空間使いが可能になります。

子どもの成長を見据えた玄関設計
小さなお子さんがいるご家庭では、成長に伴う生活スタイルの変化を想定した設計が大切です。
保育園児のときはベビーカーや着替えバッグが中心だったものが、小学生になるとランドセルや教科書、習い事の道具が加わります。
中学生になれば部活動のバッグやシューズ、さらに高校生では通学用の自転車ヘルメットなども必要になるかもしれません。
こうした変化に対応できるよう、棚の高さを調整できる仕組みや、用途に応じて区切り方を変えられる収納設計が有効です。

HORI建築が考える「暮らしに寄り添う玄関設計」
私たちHORI建築では、玄関の設計において収納量や広さといった数値だけでなく、お客様の実際の生活シーンを丁寧にヒアリングすることを大切にしています。
平日と休日で帰宅時間はどう違うか、買い物はどのくらいの頻度でどこに行くか、お子さんの習い事や学校行事の荷物はどんなものがあるか。
こうした具体的な情報を共有いただくことで、本当に使いやすい玄関空間をご提案できます。
また、土地の形状や周辺環境、駐車場からのアプローチ距離なども考慮しながら、お客様ごとに最適な動線を一緒に考えていきます。
京都北部での豊富な施工実績をもとに、地域の気候や風土に適した提案をいたします。
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まとめ:玄関は家全体の快適性を決める重要な起点
玄関収納と帰宅動線は、住み始めてから毎日何度も使う場所だからこそ、設計段階でしっかりと検討する価値があります。
福知山・舞鶴・綾部など京都北部エリアでは、車中心の暮らしや共働き世帯の増加により、玄関に求められる役割が多様化しています。
単なる出入り口としてではなく、暮らしの質を高める重要なスペースとして捉えることで、家全体の使い勝手が大きく向上します。
「収納が足りるか心配」
「今の間取りで本当に大丈夫か不安」
といったお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
図面がまだできていない段階でも、土地が決まっていない段階でも構いません。
まずは今の暮らし方や理想の生活イメージをお聞かせいただければ、
京都北部での家づくりに精通したHORI建築が、お客様に最適な玄関設計をご提案いたします。
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