シューズクロークは本当に必要?福知山HORI建築が解説する玄関収納選択
新築の打ち合わせで、ほぼ『当たり前』のように提案されるシューズクローク。
『最近のトレンドだから』
『どのお家にもついているから』
という理由で、深く考えずに採用していることがあります。
しかし、実際に住み始めてみると、
『シューズクロークって、本当に必要だった?』
という後悔の声も。
この記事では、玄関収納の『本当の効率性』を、考えます。
シューズクロークと壁面収納、どちらが自分たちの家に合っているのか。
その判断基準をお伝えしていきます。

壁面収納のメリット―シューズクロークより効率的な理由
メリット1:コストが下がる
シューズクロークを設ける場合、スペースを確保するための間取り変更が必要になります。
また、扉・照明・棚・内装、設備にもコストがかかります。
一方、壁面収納なら、既存の壁を活用して棚や収納を設置するだけ。
空間を圧迫することなく、コストを抑えられ、スペパをあげることができます。
※スペパ=スペースパフォーマンス
メリット2:収納量が上がる
シューズクロークは、スペースが限定されます。
収納だけでなく通路のスペースを確保するため、深さや高さに制限が出ます。
壁面収納なら、壁全体を活用できます。
床から天井までの高さを使い、細かく棚を調整できるため、同じ玄関スペースでも、より多くの靴や道具が収納できます。
メリット3:靴の出し入れが楽
シューズクロークは一度中に入り靴を取り出す必要があります。
これが日々のストレスに感じるという意見が非常に多いです。
壁面収納なら、すべての靴が視界に入る場所に並ぶので、必要な靴をサッと取り出せます。
玄関での朝の準備がとてもスムーズになります。

シューズクロークを検討すべき条件
もちろん、シューズクロークが『活躍する』ケースもあります。
次のような場合は、シューズクロークを検討する価値があります。
家族が5人以上である。
複数の人が同時に靴を履く朝は、玄関スペースだけでは対応しきれません。
シューズクロークなら、靴や小物を『一時的に置く場所』として機能します。
敷地が35坪以上で、余裕がある。
スペースに余裕があれば、シューズクロークも有効に機能します。小さい敷地で無理に設けると、かえって不便に。
スポーツ用品、アウトドア用品が多い家族。
野球道具、サッカー用品、スキー板—こうした大型の道具が多い場合、シューズクロークの『奥行き』が活躍します。
雪国に住んでいる。
冬靴、長靴、雪用ブーツ—季節ごとに靴の量が大きく増える雪国では、大容量のシューズクロークが必要になることがあります。

建物が30坪以下なら、壁面収納が断然おすすめ
限られた敷地で家を建てる場合、玄関に『別室』を作ることは、その他の生活空間を圧迫することに。
30坪以下の建物なら、リビングやダイニング、寝室、子ども部屋—『生活の中心となる空間』にスペースを使うべきです。
その分、玄関は壁面収納で対応する。
コストも下がり、スペースも有効活用できます。
靴の出し入れだって、むしろ壁面収納の方が楽なんです。

判断基準のまとめ
シューズクロークか壁面収納か。その判断は、次の3つの視点で考えるといいでしょう。
① 敷地面積—30坪以下なら壁面収納、35坪以上ならシューズクローク検討の余地あり。
② 家族構成—5人以上、またはスポーツ用品が多い家族ならシューズクローク。そうでなければ壁面収納で十分。
③ ライフスタイル—雪国、アウトドア趣味ならシューズクローク。一般的な生活なら壁面収納が効率的。

『トレンド』ではなく『自分たちに合った選択』を
シューズクロークがトレンドだからと言って、すべての家に必要なわけではありません。
敷地面積、家族構成、ライフスタイル
これらに合わせて選ぶことが、本当に『効率的な玄関収納』につながります。

福知山で家づくりを考えている方へ
『シューズクローク、本当に必要ですか?』
新築の打ち合わせで、そう問い直す価値があります。
HORI建築では、『トレンドだから』ではなく『自分たちの暮らしに本当に必要か』という視点から、お客様の暮らし方にあった収納計画をご提案しています。
敷地面積、家族構成、ライフスタイル
これらを丁寧にお聞きした上で、壁面収納かシューズクロークか、最適なプランをご一緒に考えます。
『玄関、どうしようか迷っている』という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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