電気代高騰の冬を乗り切る!設定温度をさげても寒くない「快適節約術」
こんにちは。福知山市の工務店 HORI建築 スタッフの山口です。
冬の電気代節約は、最も電力を消費するエアコンの設定温度を下げることから始まります。
設定温度を1℃下げるだけで消費電力は約10%削減できます。
この「設定温度ダウン」による寒さを感じさせないよう、体感温度を上げて快適さを維持するための10ケのポイントをご紹介します。
【POINT 1】加湿器で体感温度を上げる
湿度が低いと、肌から水分が蒸発する際に熱が奪われ寒く感じます。
湿度を40%〜60%に保つことで体感温度が上がり、乾燥対策にもなります。
・配置のコツ: 暖房の風が当たる場所に置くと、水蒸気が効率よく部屋に広がり効果的です。
ただし、窓や壁のすぐ近くは結露の原因になるため、1m以上離して設置しましょう。
【POINT 2】サーキュレーターで暖気を循環させる
暖かい空気は天井付近に溜まり、足元が冷えがちです。
サーキュレーターを天井に向けて上向きに運転し、部屋全体の空気をゆっくりとかき混ぜましょう。
床と天井の温度差がなくなることで、足元まで暖かく感じ、エアコンの設定温度を下げられます。
【POINT 3】服装と「三首」を温める
暖房に頼る前に、まず自分の体を温める工夫です。
「三首」保温: 首、手首、足首は太い血管が通っており、ここを温める(ハイネック、アームウォーマー、厚手靴下など)ことで全身の血行が良くなり、体感温度が劇的に上がります。
又、足元の冷気を遮断できるように、厚手のラグを敷いたり、裏地のついたスリッパを履いたりして、冷たい床から熱が奪われるのを防ぎましょう。
【POINT 4】厚手のカーテンで窓からの熱を防ぐ
暖房で暖めた熱の約50%以上は、窓から逃げると言われています。
カーテンは窓枠だけでなく、床まで届く長さにし、窓と室内の間に空気の層を作って冷気の侵入と暖気の流出を防ぎます。
日没と同時にカーテンを閉めましょう。
【POINT 5】日中の太陽光を最大限に利用する
晴れた日はカーテンやブラインドを全開にし、太陽の熱(日射熱)を最大限に室内に取り込みましょう。
日差しがなくなる日没後すぐにカーテンを閉めるのが鉄則です。
【POINT 6】換気の工夫で熱を逃がさない
冬でも新鮮な空気を取り込むための換気は必須です。
換気は窓を少しだけ開けて長時間行うよりも、数分間、窓を大きく開けて「短時間」で「大きく」一気に空気の入れ替えをしましょう。
外の冷気が家具や壁の熱を奪う前に閉じれば、すぐに室温が回復します。
【POINT 7】暖房器具の併用と配置
消費電力効率(COP/APF)が最も高いエアコンをメイン暖房とし、ホットカーペットや電気毛布などの局所的な暖房器具を補助的に使うのが最も効率的です。
【POINT 8】エアコン本体と室外機のチェック
暖房効率を維持するために、エアコンの熱交換能力を妨げている要因を取り除きましょう。
・フィルターの定期清掃: フィルターがホコリで目詰まりすると、暖房効率が低下し、無駄な電力消費につながります。
月に1~2回は掃除機でホコリを取り除くことで、電気代を5%〜10%節約できると言われています。
・室外機の環境整備: 室外機の吸い込み口や吹き出し口が、雪、落ち葉、あるいは障害物(植木鉢や塀など)で塞がれていないか確認しましょう。
空気の流れが妨げられると効率が低下し、故障の原因にもなります。室外機周辺には十分なスペースを確保することが重要です。
【POINT 9】エアコンは風量「自動」を活用して効率的に暖める
エアコンは、設定温度に到達させるまでの立ち上げ時に最も電力を消費します。
この立ち上がり方をコントロールすることが節約の鍵です。
風量「弱」で長時間運転するよりも、風量を「自動」にして一気に設定温度まで到達させた方が、トータルの消費電力が抑えられ効率的です。
逆に風量「強」は風で体感温度が下がり、不快を感じやすくなります。
又、立ち上げ時に早く暖まりたいからと、一時的にでも設定温度を必要以上に高くするのも避けましょう。
設定温度を高くすると、エアコンは目標温度に到達するために無理なフルパワー運転を続け、短時間で温度は上がりますが、その分大量の電力を消費し、かえって電気代が増えてしまいます。
節約のためには、適正な温度(室温20℃目安)に設定し、風量を「自動」にして運転を任せることが重要です。
【POINT 10】内窓(二重窓)の検討
既存の窓の内側にもう一つ窓を設置する「内窓」は、窓の間に空気層を作るため、断熱効果が非常に高く、窓からの熱の流出を大幅に抑制します。
結露対策としても最高の効果を発揮するため、長期的な電気代の削減と住まいの健康維持を考えるなら最もおすすめです。
これらの知識を活用して、この冬も快適さと節約を両立させてください。



